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理学療法士が乳がん術後の方に、病院の外で運動を届ける理由

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  • 2025年11月8日
  • 読了時間: 2分


病院で感じた“限界”

九州がんセンターで理学療法士として勤務していた頃、乳がん術後の方のリハビリも担当していました。しかし入院期間が短くなっている今、リハビリできるのはわずか1〜2日。痛みや腕のつっぱりが残ったまま退院される方も多く、退院後の生活で困っているという声をよく耳にしました。


本当に寄り添いたい場所

病院でのリハビリも大切ですが、僕がもっと力になりたかったのは「退院後に、日常生活の中で困っている人たち」でした。だからこそ、リハビリとトレーニングジムのあいだにある“第三の場所”をつくりたいと思いました。ここでは、重い負荷をかけた筋トレではなく、自重やストレッチ、施術を通して「日常の動きを少しでも楽にする」ことを大切にしています。


現場で見えた小さな変化

ある方は、ベッドから起き上がる時に「手をつかないと起き上がれない」と話していました。それが今では、スッと体を起こせるようになったと笑顔で教えてくださった。その瞬間、「ああ、こういう変化を積み重ねていきたい」と心から思いました。


まずは“0に戻す場所”として

ジムと聞くと「頑張らないといけない場所」と感じる方もいるかもしれません。でも、うちのジムは“整える”ことを重視しています。マイナスの状態の方が、まず0に戻ること。身体が思うように動くようになると、気持ちが明るくなり、いろんなことに意欲が湧いてくる。そのきっかけになる場所でありたいと思っています。


さくらウェルネスクリニック併設メディカルフィットネス 

理学療法士 田中 啓一郎

 
 
 

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